日本の感覚で言うと、自動車は10年10万キロを超えてきたらそろそろ新しくするか・・・。
という風潮があった。大体そのくらいをめどに代替する人が多いということですね。
理由はその時期に差し掛かると、重整備が必要になってくる。昔の車はタイミングベルトを使っていて、マニュアルトランスミッションを採用していた車が多かった。
タイミングベルトの寿命とクラッチの寿命が10万キロ付近であること。
4回目の車検でその重整備に当てはまることが多く、車検代がかさむので乗り換えるか。
という流れになってきたというわけですね。
そして、現代の車。8割近い自動車がタイミングチェーンの採用とオートマやCVTであるということ。
これらは重要な定期交換部分がない。タイミングチェーンに関して言えば、問題が発生したりオイルがケースからもれてきたりしない限りは修理は不要。ATミッションになると壊れるまで使うというのが定番である。
10万キロではその寿命に達しない。
なので平均の車齢が少しずつ伸びてきている。修理を必要としない車と不景気に押されて
なかなか代替にはつながらなかった。エコ減税などが無かったらもっと厳しかっただう。
でもって10万キロだ。僕は車を20万キロくらいまでは平気で使いたいと思っている。
先日も10万キロの車を会社から買ってきた。ここから再スタートである。
消耗品をある程度交換してあげれば何の問題も無く車は走れる。
10万キロの車に車体価格は存在しないのがほとんどだ。これを車検代だけで購入してきて各部分を交換してリセットして10万キロからの再スタートなんかをすると、今まで乗りたかった車に格安で乗れて楽しめる。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。