12月31日に去年最後のガソリン給油と燃費測定を行ってみました。
157.3km走ったのに対して、給油量はどの位か?
18.77L入りました。
セルフスタンドで、いつも給油口ギリギリまで入れる満タン測定法で計測しています。
157.3km÷18.77L=8.3km/L
今までで計測した最高燃費はリッター12kmほどです。
ちなみに最高燃費は高速道路を交えた走行です。しかし、夏場に計測した中ではリッター11kmを軒並み超えていたので、冬の燃費がいかに悪いかがわかります。
目次
冬に燃費が悪くなる理由は?
夏と冬でどうしてここまで燃費が悪くなるのか?
実は、夏と冬で燃費が悪くなり理由は、あるにはあるけどそれほど影響を与えるほどでもないんです。
どういうことかというと、まず外気温が寒くなると燃料を増量して噴射します。昔の車でいうとチョークを引くことですね。
冬は燃料をなんで増量しないといけないかというと、インテークマニホールドの壁に燃料がくっついてしまいうまく混合気にならないのです。
なので燃料を増量する必要があります。
あと夏と違うのは、ファーストアイドルが下がるまで若干時間がかかるくらいですね。これも少し影響してきます。
エンジンは完全暖機状態になって初めて、ピストンクリアランスが適正になります。
つまり、エンジンが温まるまではピストンとシリンダーの隙間が広いため、燃料希釈なども発生します。
この辺りが夏と冬の違いです。といっても、この違いってどの位数字に表れるかというと、微妙だと思います。
では燃費の違いはどこで生まれるのか?
不要なアイドリングが燃費に影響する
夏より冬の方が燃費が悪くなる最大の原因はアイドリング時間ですね。
暖機時間が思った以上に長くとってしまっていませんか?ここまで雪にまみれていたら、エンジンをかけながら車の雪を降ろす人が多いと思います。
ある程度エンジンを温めないと、曇り止めなどが機能しないから。
雪を降ろしたとしても、乗り出せばすぐに曇ってしまいます。
あとは寒いという事で、エンジンスターターを多用したり、誰かの買い物に付き合っている時など寒いからと言ってエンジンをかけっぱなしにしていたり。
やはり寒いということに対して人間は弱いのでしょうね。無駄にエンジンをかけ続けてしまう結果、燃費が悪くなると。
冬に燃費良く走りたいのなら、不要なアイドリングをやめる事。これに尽きると思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。