レビュー

車の傷を奇麗にタッチアップできる0.5mmラインペンを買って試した結果

車屋さんをやってると、

「車をこすってしまいました!」

「傷を奇麗に直したい!」

という相談を往々にして受けます。その時、実車を見せてもらって、板金に出すべきなのか、磨けば落ちるのか?ほんのちょっとの傷だからタッチアップ程度でいいのか?

お客さんと相談しながら方向性を決めていきます。一番迷いどころなのが、ほんの少しの飛び石などで剥がれた塗装。

そういった場合、純正のタッチペンを取り寄せて、剥がれた部分だけを塗るのですが、これがなかなか難しい。という事で、買ってみました。

ラインペンと呼ばれているものです。

これを使うと、タッチペンよりもさらにピンポイントにタッチアップが出来るというのです。

どんなものなのか?

ラインペンの仕組みとは?

僕が買ったラインペンはこちらの0.5mm細のものです。

赤いキャップを外すと、シャーペンのような細い先になっています。

ここの先が0.5mmということです。

どのように使うかというと、

この中に純正タッチペンを数滴垂らして、細いノズルでタッチアップする。

これにより、タッチペンよりも細くてピンポイントにタッチアップが出来るということです。

使い終わった後は、薄め液に付けておいて先っぽを奇麗に掃除しないと、次回使う時に詰まって使えなくなります。

ラインペン0.5mmを使ってみたら

そういえばちょうど自分の車のボンネットに、試せる傷があるなと。

早速試してみました。

この4か所の傷をタッチアップしてみます。

まずは純正のタッチペンをよく振って、ラインペンに流し込みます。

本当に数滴しか入りません。

あとは重力で塗料が落下してくるだろう!と思って待っていても全然出てこない。

どうやら使い方があるようで、先っぽを保護していたキャップを上へ取り付けます。

上へ取り付けたキャップを指で押してやると、圧がかかって先っぽから塗料が出てきました。

こんな感じです。先っぽから出てきたら、傷へちょんちょんと塗料を落としていく。

出来上がったのがこちら。

確かにタッチペンでははみ出まくるであろう部位に、ピンポイントでタッチアップすることに成功しました。

遠目で見ると、ほぼわからなくなりました。

いいですね!コツをつかめばもっとクオリティ高くできると思います。

ラインペンを実際に使ってみて感じた事

使い終わった後は、おもちゃ塗料の薄め液などに付けておいて、パーツクリーナーで奇麗にしました。

ラインペンを実際に使ってみての感想を書いてみます。

・タッチペンよりはピンポイントでタッチアップできる

・超奇麗にできるかは腕次第

・古い車に純正塗料だと、色味が変わって見える(車自体が日焼けしている為)

・ソリッドカラーの方がパール系よりも奇麗にぬれる

・曇ってる日に作業するのがお勧め

こんなところですね。

欲を言えば、0.5mmよりも細いラインペンも欲しいかなと。ただ、このツールはいろいろなものに使えるので、買っておいて損はないかなと。

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あとは純正のタッチペンを買えば作業可能です。

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